| 高カルシウム血症 |
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90代の老婆で入院中、特に何もしないのに折れたのだった。 「オバアチャン。折れているよ。」 「いや、折れるわけない。」「だって、曲がってるでしょ?痛くないの?」 骨折して、曲がっているのは誰の目にも明らかなのに、妙にガンコだ。 「骨粗しょう症になって、骨折しないように、20年以上も、毎日毎日、沢山カルシウムを飲んでたから、絶対に折れているはずない。」 レントゲンを撮ってみてビックリ。骨は写っているものの、ペラペラと言った感じで、 筋肉が骨よりもハッキリ、シッカリと石灰化して写っていたのです。 何十年も、一生懸命飲んでいたカルシウムは、筋肉に溜まっただけで、かんじんの骨の方には行っていなかったんですね。 体に良いと言われても、意識的に異常に大量に摂ったりすれば、変なことが起るものです。 人工的な「慢性高カルシウム血症」を自分で作ってしまうのです。 多尿多飲、腎結石、骨痛、関節痛、筋の脱力感、 食欲不振、消化器潰瘍、腹痛、 抑うつ状態、注意力散漫、怒りっぽくなる、睡眠時間の増加、 症状は、より重症型になる。 神経症状が中心に現れて、意識障害を伴うことも少なくない。 徐脈・不整脈・心電図異常も発生しやすい。 |