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一般的な経過
癌の患者さんの経過は、一般的に次のようになります。あくまでも例文ですが大同小異です。
健康診断で、異常が見つかる。(胃カメラ・大腸カメラ・触診)
次の段階の検査を勧められる。この時点で、殆どの人は問題ない。
カメラで見て、あやしい所があれば組織を採取する。(細胞診)
「細胞診」は標本を作り、顕微鏡で見てから結果を判定するので、数日がかかる。

「細胞診」で癌が強く疑われれば、病院から呼び出される事もある。
すぐに手術を勧められるか、紹介状を渡される。
すぐに手術を勧められた割には、手術までに時間がかかる。
転移があるかどうかを調べる検査(エコー・CT等)
腫瘍マーカー・一般検査・心電図・レントゲン写真等、様々の検査をする。
その医療機関で手術をしない事になり、他の病院へ移された場合は、同じ検査を全部、もう一度受ける事になる。その殆どは、単に保険医療制度上の問題でしかない。
検査の結果、手術をしない事がある。合併症(他の病気)等のため、手術・麻酔に耐えられない場合、癌が末期で手がつけられない場合等。

手術を受ける事になる。
どのような癌で、どんな手術をする予定か、きちんと聞くのが必要。
胃癌と言っても「胃カメラ」で、簡単にできるものもある。
手術で取りきれたと言っても再発の早期発見のため、定期的な検査で通院する事になる。
手術で取りきれなければ「化学療法(抗癌剤)」「放射線療法」等が待っている。副作用が強く衰弱する。
食欲がなくなり、体重減少が進む。
癌の痛み・転移のための痛みで鎮痛剤(麻薬)が必要になる。

抗癌剤で白血球が減っているため、風邪などは重大な問題。咳が出れば、肺転移の疑いで検査しかしない医者もいるので、抗生物質の使用が遅れる事もある。

癌の末期で入院すると、また一通りの検査を全部する。
IVH(血管内栄養)のチューブが入れられたままになる。このチューブから抗癌剤等が入れられる。
痛み止め・鎮静剤・昇圧剤等どんどん薬が増える。その度に家族は呼ばれ、説明を聞く事になる。
呼ばれる頻度が高くなって来る。この頃には、体中チューブだらけになる。
話し合いで人工呼吸器をつける事にもなる。
尿の出る量が減って来る。尿が全く出なくなると、24時間以内には死亡する。
しかし癌の場合は、経過中に、急変し突然に死亡する事もある。

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