我々の生きる現代社会は、複雑な発展をし、その中で我々は、様々のストレスに晒されざるを得ない。有害物が溢れ、環境が悪化したと言う前に、個人の問題を取り上げようと思う。環境を変えられる人間は一握りもいないが、我々が自分自身を変える事は、それに比べれば、遥かに容易だからである。一昔前は、一日1500-1600カロリ−とか言われていた必要熱量は、今や2600カロリ−と言われるようになった。昔は1500でよかったのが、今の人は2600必要になった訳ではないだろう。そんなに人間が数十年の間に、運動料が増えるか、生体エネルギ−の変換効率が悪くなった訳ではない。それは単に、現代人はその位は食べているという事だけで、決して燃費の悪くなった車の話なんかではない。一方、運動量はというと、一昔前に比べれば、 目茶苦茶に不足している事は誰でも知っている。これでは人は肥らない方がおかしい。豊かになった半面、現代病が増えている内に、この肥満による物が多々ある。 肥満とは言っても「高カロリ−低栄養」という、恐ろしい状態が背景にある。 我々は、自分自身の健康を守るために、病気になりやすい因子を一つづつ取り除き、出来るだけ病気になりにくい生活パタ−ン、食生活に近付ける為に、共に勉強していこうと考えています。 まず、てはじめに、我々の取り上げたテ−マ「肥満」はその中で最も多くの問題を含んでおり、重要な課題と考えられます。食生活のアドバイスと運動療法(正確には療法というより予防法)を通じて、健康な生活パタ−ンを作ろうとするものであります。 なお、無理な運動、無理な減食は、かえって健康を害しかねませんので、ゆっくり、計画的に目標を達成するように考えていきましょう。 |